オールフラッシュストレージのデメリットである価格の問題を解消したNetApp

 2019.07.11  ストレージチャンネル編集部

フラッシュメモリ」を活用したストレージ製品にはいくつか種類があります。

  1. SSD搭載の従来型ストレージ
  2. HDDとSSDを混合したハイブリットフラッシュストレージ
  3. 専用ハードウェアのフラッシュアプライアンス
  4. 一般ハードウェアを採用したオールフラッシュストレージ

この中で、今、最も注目されているのがオールフラッシュストレージです。ストレージ製品としてフラッシュメモリを採用することで、従来のHDDストレージ製品に比べ高いパフォーマンスを発揮し、様々なワークロードにおいて発生する問題を解消するソリューションとして導入が進んでいます。

しかし、残念ながら、今までその価格の高さから「大企業向けのストレージ製品」というイメージの強かったことも事実です。中堅・中小企業にとっても高度なワークロードを処理できるストレージが必要な現代社会において、その価格が導入の障壁になっているのです。

今回は、このオールフラッシュストレージが持つデメリットについてご紹介します。このデメリットを知った時点では、オールフラッシュストレージを検討から外してしまう企業も多いかもしれません。

しかし、時代は進化しておりNetAppではこのデメリットを覆すソリューションの提供を開始するようになりました。その答えの一つがNetAppが誇るオールフラッシュストレージ「AFF C190」の登場です。

本記事でオールフラッシュストレージのデメリットを明確にした後に、「AFF C190」がどのようにそのデメリットを克服するのかをご紹介します。

一般的に言われているオールフラッシュストレージのデメリット

それではさっそく、オールフラッシュストレージの一般的に言われているデメリットについて紹介していきます。

GBあたりの単価がHDDに比べて高価である

まず、最も多くの企業にとって、オールフラッシュストレージ導入のボトルネックになるであろうデメリットが「価格」です。HDDに比べてGBあたりの単価が高いことは、すでに周知の事実ではないかと思います。

フラッシュメモリを前面に採用したオールフラッシュストレージでは、HDDストレージ製品に比べ大容量化が難しいという課題があります。このため必然的にGBあたりの単価が高くなり、企業がオールフラッシュストレージを導入する際のボトルネックとなっています。

では、具体的にどれくらいの価格差があるのでしょうか?

台湾の調査会社TrendForceのメモリー/ストレージ担当部門であるDRAMeXchangeの発表によると、2017年、コンシューマ向けのHDDとSSDの価格差は11セント以下に縮まるという調査結果があります。

ストレージに関するお役立ち資料

引用:「SSDのGB単価、HDDとの差が縮まる」

一方、日本HDD協会(IDEMA Japan)の調査では、エンタープライズ向けPCI ExpressインターフェイスSSDのGB単価は2015年に1.40ドルだったのに対し、2020年には0.45ドルまで下がるといわれています。対してパフォーマンス向けHDDのGB単価は2015年に0.18ドルなのに対し、2020年には0.10ドルと、これ以上下がる余地が少ないようです。

これらの情報から考えると、フラッシュメモリを採用したストレージ製品は、HDDストレージ製品委比べてGBあたりの単価が約2.5倍~8倍となります。

容量の増加が難しい

HDDストレージ製品に比べて「容量の増減が難しい」というデメリットは、意外と知られていません。このため、オールフラッシュストレージ導入後に、運用問題として浮上することが多々あります。

理由は、物理的な容量の拡張において、オールフラッシュストレージではボックス単位での買い増しが必要になることが多いためです。さらに、買い足したとしても、別ボリュームでの管理が必要になる場合もあります。特に新興企業のオールフラッシュストレージ はこのような傾向にあります。

こうした理由から、オールフラッシュストレージの容量拡張をおいそれとできず、手をこまねいてしまう企業も少なくありません。

一般的なストレージ機能を有していない場合がある

オールフラッシュストレージをバックアップやアーカイブなど、データ保護の目的で導入する場合注意が必要です。例えば、製品によっては、HDDストレージ製品をミラーリング先として認めていないケースがあります。

企業のストレージ環境は、すべてがオールフラッシュストレージでカバーするということはまだ現実的ではないかもしれません。大容量化が進んでいないベンダーのオーフラッシュストレージを全面採用すると、高コスト化するなどの問題があるので、既存資産を活かしながらオールフラッシュストレージとHDDストレージ製品が混合している環境が通常です。

特に、バックアップやアーカイブなど大容量のデータを保存する場合、大容量化が進み低コストなHDDストレージ製品を採用するケースがほとんどです。従って、オールフラッシュストレージがHDDストレージ製品へのミラーリングに対応していない場合、管理コストの増加などの重大な問題が生じます。

このように、オールフラッシュストレージの中には一般的なストレージ機能を有ていない場合があるので、製品選定は慎重に行わなければなりません。

期待するIOPSや低レイテンシーを実現しない場合がある

導入後に期待するパフォーマンスを発揮できない場合がある、というのもオールフラッシュストレージのデメリットの一つです。

オールフラッシュストレージはその仕組み上、データの上書き処理が重いため、予備領域を使って書き込みの高速化と使用領域の分散を行います。この領域を使い果たすと、ガベレージコレクション処理によって、性能が安定しないという現象が起きます。

このため期待通りのIOPSや、低レイテンシーを実現できない場合があるのです。

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オールフラッシュストレージの「デメリット」を克服したNetApp AFFシリーズ

オールフラッシュストレージの一般的なデメリットを紹介させていただきました。しかし、オールフラッシュストレージは、提供するベンダーによってその機能差があることを理解する必要があります。つまり、ユーザーは、オールフラッシュストレージ特有のデメリットを持たない製品を選ぶことが重要なのです。

例えば、ネットアップが提供するNetApp AFFでは、「容量の増加が難しい」や「期待通りのパフォーマンスが得られない」といった問題が発生しない製品の一つです。エンタープライズ用途に必要な機能、例えば、ミラーリングやスナップショット、マルチプロトコル対応、インライン重複排除やインライン圧縮、容易なスケールアウトなども可能です。また、一貫して高い性能を実現するというベンダーによっては実現できていない基本的な要素もNetAppなら対応しています。

こうしたオールフラッシュストレージ製品を検討することで、オールフラッシュストレージ導入による、より高い効果を得ることができます。

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最大の障壁である価格、ネットアップがかつてないリーズナブルなオールフラッシュストレージ を提供開始

機能や性能において最高レベルの製品を提供するネットアップのオールフラッシュストレージ。2019年7月4日、いよいよコストを大幅に抑えたオールフラッシュストレージ「AFF C190」の販売を同社では開始しました。

AFF C190によって、オールフラッシュ導入時における大きなハードルであったコストを大幅に抑え、これにより、より多くのユーザーがオールフラッシュの利便性を活用出来るようになり、オールフラッシュによるインフラの最新化が可能になります。AFF C190は、最小構成価格が270万円からという今までにはない低価格帯で提供されます。

AFF C190

もちろん性能面や機能面においても妥協せず最高レベルのものを提供しています。AFF C190は、GB単価が同等である1万回転のSASインターフェースの高速なハードディスクと比べても約10倍のパフォーマンスを誇り、かつファイル データもブロック データも、1つのシステムで管理できるシンプルさを兼ね備えています。また、マルチクラウドに最適なオールフラッシュとなっており様々なクラウドとの連携が可能なだけでなく、現在クラウドの利用されているユーザーだけではなく、今後クラウド移行を検討されているユーザーにとっても最適なソリューションとなります。

今まで言われていたオールフラッシュストレージのデメリットを全て克服した製品、それがNetAppのオールフラッシュストレージと言えるのではないでしょうか。

NetApp All Flash FAS

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