皆さん、こんにちは
SB C&S 技術担当の小川です。
今回私は12/11に開催されたNetApp Innovation 2019 Tokyoのブレイクアウトセッションに登壇させていただきました。今回の機会のようにメーカー年次イベントにおいてセッションを持たせていただくことでパートナー様含めた多くの皆様にNetApp製品に対する弊社の取り組みと製品の強みを大いにお伝えできたのではないのかと感じております。
今回は当日のセッションに関してレポートさせていただきます。
NetApp Innovation 2019開催概要
NetApp Innovationとは東京と大阪で各1回開催されるNetAppのカンファレンスイベントです。東京開催の会場はANAインターコンチネンタルで、NetAppの最新情報やパートナー企業のソリューションなどをキャッチアップできるイベントになっています。
今回のNetApp Innovationのテーマとして以下の3つのテーマが掲げられていました。
これまでのような物理インフラだけでなく、データを中心としクラウドを意識したインフラでビジネスを促進するというメッセージ性が強いイベントであると感じました。
NetApp Innovation Tokyoでは以下のような様々なイベントが用意されていました。
- ジェネラルセッション:NetAppの有識者による最新情報やパートナー様の事例紹介
- ブレイクアウトセッション:NetAppの各製品をより詳しく知るためのセッション
- ハンズオンラボ:特設会場からNetAppのリモートラボ環境に接続し製品を体験
- 展示会場:NetAppおよびパートナー企業による各種製品・ソリューションの展示
上記のイベントを見てわかるように言わばNetApp Insightの日本版のようなイベントであることがご理解いただけると思います(NetApp Insightに関しては「NetApp Insight 2018参加レポート」をご参照ください)。今回私はブレイクアウトセッションを担当していたためすべてを周ることはできなかったのですが、行くことができた会場はすべて盛り上りを見せていました。今回のNetApp Innovationは参加者1500人を超える非常に注目度の高いイベントでした。
ソフトバンクC&S ブレイクアウトセッション レポート
今回弊社からは「徹底解説!NetApp HCIのココが凄い!」と題しまして、NetApp HCIの強みについて検証結果を交え紹介させていただきました。
今回弊社が実施したブレイクアウトセッションは、小川がスピーカーを担当させていただきましたが、ご来場いただくお客様にお届けするコンテンツの内容をより完成度を高めるため、C&Sの誇るエンジニアの熊谷(くまがい:写真中央)と土肥(どひ:写真左)に協力をお願いし本番に臨んだC&S技術のチームワークで作り上げたセッションです。
普段は販売パートナー様とのやり取りが多く、エンドユーザ様へ直接プレゼンテーションを行う機会は弊社としても大変貴重な機会でしたので会社情報から紹介させていただき、弊社の取り組みがご理解いただけたのではないかと思っております。
今回のセッションの本題となる『NetApp HCIの凄いところ』については様々ありますが、40分でお伝えするには時間が短いことから、今回検証を含めた内容を1つに絞らせていただきました。
今回あげさせて頂いたテーマは、
となります。このストレージパフォーマンスの凄さを証明するために弊社で以下のような検証を実施し、セッションでは具体的なIOPS値やレイテンシの値を紹介させていただきました。
- ボリュームあたりのIOPSの測定
- ストレージクラスタ最小講師のIOPSの測定
- 仮想デスクトップ環境を想定した1ボリュームあたりのレイテンシの測定
- 仮想デスクトップ環境を想定したストレージクラスタ最小構成のレイテンシの測定
また、容量保証プログラムである「Guarantee Program」についても紹介させていただき、パフォーマンスも容量も保証されるクラウド時代を闘えるHCIであることを紹介させていただきました。
今回私が登壇したセッションでは約150名の方々にご参加いただきました。今回ご参加頂いた方にあらためてお礼申し上げます。有難うございました。
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NetApp Innovation 2019 Tokyo まとめ
今回私が登壇したセッションでは弊社独自のアンケートを作成し集計させていただきました。ご協力頂いた方、ありがとうございました。
今回のセッションの全体的は評価としまして、「非常に良かった」、「良かった」という高評価が全体の80%以上を占めていました。
また、「本日ご聴講いただきました弊社のセッションの評価できると思われた項目をお選びください。」という設問で「発表資料」、「スピーカーの話し方」など様々な選択肢の中で一番多かった回答は「題材(NetApp HCI)」という結果でした。
NetApp HCIはそれだけ注目を集めている製品であるとあらためて感じました。NetApp HCIは現時点でVMware vSphere環境のデプロイ方法のみ提供していますが、ストレージクラスタへの接続に関しては制限を設けておらず様々なアプリケーションやハイパーバイザから接続することができます。さらに今後NetApp Kubernetes Service(Service)やOpenShiftでのコンテナの展開先になっていきます。そのためNetApp HCIはクラウドインフラの中心として今後も注目を集めていくのではないかと感じました。
【関連情報】こちらもご覧ください
「刮目(かつもく)せよ! 「NetApp HCI」3大奥義!」(TechTarget)
【著者情報】
小川 正一(おがわ しょういち)
ストレージやHCI製品の製品担当、プリセールスエンジニア、ソリューションエンジニアなどなどさまざまな一面を持つ。ディストリビュータという立場からさまざまな販社様に個別製品紹介やオープンセミナー、Web記事などで広くNetApp製品を紹介しているマルチなエンジニア。
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