NetApp SolidFireを活用した次世代オールフラッシュストレージ データベースとは?

 2018.02.13  ストレージチャンネル編集部

企業はRDBMSやNoSQLデータベースなどを活用したアプリケーションを利用しています。しかし、その多くの企業がその運用や構築に多大なコストと労力をかけている現状があるでしょう。

今回は、NetAppが提供する次世代データセンター向けスケールアウトアーキテクチャーを誇るNetApp SolidFireが、どのようにデータベースアプリケーションに有効であるのかをご紹介します。

次世代データベース環境とは?

フラッシュ技術の急速な進化により、ストレージベンダーの多くは、より速く、より運用しやすく、より拡張性の高いフラッシュストレージの提供を試みています。もちろん、このような技術の発展はお客様にとって喜ばしいことでしょう。しかし、お客様はそれ以上の機能を求めていることも事実です。

例えばRDBMSやNoSQLといったデータベースを扱う企業情報システムにおいては、データの成長に応じた拡張性のしやすさに加えて、パフォーマンスなどの品質の担保は最低限必要な要素でしょう。

多くの管理者は、データベースパフォーマンスの遅延に関する原因究明や解決に悩まされています。それらはサービス品質の低下に直結するため、その結果、顧客満足度や従業員満足度の低下といったことに繋がり、ひいては売上や利益の低下に繋がりかねません。

このようなことが発生しないように、企業は、データベースを活用したアプリケーションをかつてない方法で完全にコントロールする必要があるのです。

NetApp SolidFireのアーキテクチャは、スケールアウト、100%予測可能、完全に自動化されたオールフラッシュストレージ機能を提供します。データベース容量にかかわらずパフォーマンスを保証しつつ、 かつシステムを中断することなく簡単に導入および拡張できる特徴があります。

企業がSolidFireを活用することで、SolidFireのサービス品質(QoS)機能により、各データベースのパフォーマンスを保証できるため、RDBMSやNoSQLデータベースのワークロードのために専用ハードウェアを用意する必要はありません。

solidfire-for-databases.png

SolidFireの始めかた

最初はブロックの構築

NetApp SolidFireでは、データセンターのニーズに対応してアジャイルで予測可能なサービスの提供に役立ちます。

SolidFireは、容量とパフォーマンスニーズに応じて、ダウンタイムなしに数十TBから数PBまでノード追加によるリニアな拡張が可能です。

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また、ノード追加時のストレージ再構成は60分以下で完了するため追加した分だけのIT投資を実現します。このことは費用対効果の高いデータセンター環境の構築が可能であることを意味します。SolidFireはノード間での異機種ノード 混在を保証するためストレージ移行や大規模 アップグレードの必要はありません。

SolidFireのストレージノードは、SolidFireプラットフォームのブロックを構築することで、簡単にオールフラッシュストレージシステムを構築することが可能です。企業は最初にこのブロックの構築を行うことから始めます。

ソフトウェア

全てのSolidFireで動作するNetApp SolidFire Element OSは、洗練されたスケールアウト管理にシンプルなアクセスを提供します。

これによりサービス志向のインフラに移行するためのかなりの作業を単純化します。企業は、この革新的なソフトウェアにより以下のことをすぐに実現できます。

  • 真のスケールアウトアーキテクチャ:ノード追加によりシステムの能力とパフォーマンスを即座に向上
  • 保証されたパフォーマンス:単一のシェアされたストレージシステム上で何千というアプリケーションにアクセスを提供
  • 自動管理:日々のストレージタスクを自動化し、管理業務をより簡単に
  • データの信頼性:運用上の間接費とリスクを頑健で自己補修的なアーキテクチャで軽減
  • 効率性:インライン圧縮と複製機能を利用して能力の蓄積を2~4倍増

パフォーマンスティアの構築

パフォーマンスティアとは、システム上で発生するあらゆる事象において、環境をコントロールし、パフォーマンスレベルを保証することです。複数あるアプリケーションに対してポリシーベースでパフォーマンスティアを設定します。それらは最低限求めたいパフォーマンスを基準にシステム設定とモニターが可能です。

solidfire-qos.png

SolidFireデータベースソリューション

データベースのパフォーマンスや俊敏性・可用性は、ビジネスに直結するアプリケーションには必要不可欠です。そして、データベースのためのストレージは、ビジネスの要求を満たしサービスレベルを維持する重要な役割を果たす必要があります。

SolidFireでは、あらゆるワークロードのデータベースに最適なストレージ環境です。瞬時にSnapshot のコピーやデータベースのクローンコピーを作りだせる機能は、管理者が時間内のリカバリや新たな環境の設定をするのに役立ちます。

リレーショナルデータベース(RDBMS)

多くのアプリケーションはRDBMSを利用しています。そして、これらは可用性が重要視されていることは言うまでもありません。

お客様は、SolidFire上にある数多くのデータベース(OracleやSQL Server、MySQL、PostgreSQLなど)の設定が迅速にできる柔軟性を手にできるほか、QoSを通して要求されたパフォーマンスを受けられます。

また、クラスタ全体でRAIDなしのデータ保護を実現するSolidFireは、自動で自己回復機能を有して いるためシステムを単一障害で停止することはありません。また、ドライブは10分以下で再構築されるだけでなく障害条件に関係することなくQoSの設定は維持され続けます。もちろん 障害後もHAは担保されるためリスクを最小化することが可能です。

NoSQLデータベース

MongoDBなどNoSQLデータベースが求めるスケーラビリティの要求は非常に高いものになります。

SolidFireは、容量とパフォーマンスニーズに応じて、ダウンタイムなしに数十TBから数PBまでノード追加によるリニアな拡張が可能です。こうしたデータベースのスケールは、可用性とデータ保護を確保しながら既存クラスターにノードを追加することで容易に可能となります。

また、データ削減の効率性のためにインライン圧縮や重複排除シンプロビジョニングを常時利用できます。これらの機能によりラックユニットごとのパフォーマンスは向上し、電力や冷却コスト、スペースコストを削減できるためディスク価格以下にコストを削減可能になります。

複数データベースのアプリケーション

多言語や多地域からのアクセスや異なるデータベース(例えばRDBMSや NoSQL)に単一のアプリケーションからのアクセスなどのビジネス上の要求事項が増加しつつあります。

また、このようなアプリケーションは、ビジネスのニーズを満たすために無限のスケーラビリティと可用性を必要とすることが一般的です。

この状況でアプリケーションがSLAを満たすためには、アプリケーションの一部である各データベースに要求されるパフォーマンスの提供能力が重要です。前述した通り、各データベースはそれぞれのパフォーマンス要求事項を満たす独自の分野があるため、アプリケーションの成長とともにダイナミックな変化が可能です。

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まとめ

RDBMSやNoSQLデータベースを運用するには、増え続けるデータを処理できる能力に加えて保障されたパフォーマンスが可能なストレージが必要不可欠です。

次世代のデータセンター向けに開発されたアーキテクチャを備えたNetApp SolidFireでは、複雑なアプリケーションの要求事項を簡単に満たせるほか、スケーラブルで一貫性のあるデータベースを提供することが可能です。

※ 本記事はBobby Oommen著「How to Maximize Flexibility for Databases with NetApp SolidFire」を参考にしています。

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