IoTとは?ストレージ管理者が知っておきたいトレンド

 2018.11.30  ストレージチャンネル編集部

IoT(アイオーティー:モノのインターネット)とは何か?皆さんはこのIoTについて詳しくご存知でしょうか。何となくは理解していても、詳しくは知らないという方も多いかもしれません。「自分の業務には関係無いからわざわざ知る必要もない」という意見の方もいるかもしれません。

しかしIoTは現在、すべてのビジネスパーソンにとって無視できない存在です。メーカー企業はIoTを取り入れた製品を提供していますし、ユーザー企業はそれを活用した新しいビジネスを創出しています。今、IoTについて知っておかないと将来のビッグウェーブに飲まれてしまい、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうでしょう。

ただし「IoTって何ですか?」とは何かを深く知る人はそう多くはありません。本稿ではそんなIoTについて詳しく説明しますので、この機会にIoTへの理解を深めていただきたいと思います。

IoTって何?

IoTはビジネス用語によくある英文の短縮形で、「Internet of Things(インターネットオブシングス)」がもとになっています。直訳すると「モノのインターネット」という意味です。簡潔にいえばIoTとは「モノがインターネットに接続されること」です。

皆さんが普段使用しているモノがインターネットに接続されたら?と想像してみてください。たとえばボールペンがインターネットに接続されるような時代が到来したら、一体どんなことが起きるでしょうか?

ボールペンには超小型のセンサーが取り付けられ、そこから様々なデータがインターネット上の専用アプリケーションに送信されます。そこでは自分がどんな文字をよく書いているか、文字にどんなくせがあるか、1日にどれくらいの文字量を書いているか等が情報として表示されます。さらに高性能なボールペンになると文字を書いているときに動きを検知して、紙に書いている内容をそのままパソコン上のドキュメントに写されるような製品が完成します。

こうした製品が登場するのはまだまだ先の話だと思っていないでしょうか?実は、まったく同じ機能を持つIoTボールペンはすでに製品化されています。

ストレージに関するお役立ち資料

2011年に文具メーカーのぺんてるから発売された「airpen Pocket(エアペン ポケット)」(ボールペンで書いた文字や絵がそのまま画像データになる -「airpen Pocket」)は、メモリユニットに紙をセットしそこに文字を書くことで文字データをボールペンとメモリユニットが検知し、筆跡情報を画像データとして蓄積します。メモリユニットに蓄積されたデータはUSBケーブルやBluetoothで接続するだけでパソコンへの送信が可能です。

このように今から7年前にはすでに先進的なIoT製品が登場しています。現在はというと、様々なモノがインターネットに接続され、大量のデータを生み出し、ユーザーの利便性向上のために働いているのです。

ユビキタスとの違いは?

IoTがトレンドになる以前、「ユビキタス」という言葉がIT業界で広く浸透していました。これはラテン語で「いたるところに偏在する」という意味で、あらゆるモノにコンピューターが内蔵された世界や、そのための技術を指す言葉です。「ユビキタスコンピューティング」ともいいます。

IoTとユビキタスの違いは、インターネット通信によって様々なデータを扱い、新しいサービスを創出するのがIoT。それに対してモノに内蔵されたコンピューターによってユーザーの利便性を向上させるのがユビキタスです。ただし両者に明確な違いはなく、どちらもコンピューターやネットワークを利用してビジネスや私生活に大きなインパクトを与えることが目的とされています。

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IoTにはどんなメリットがある?

企業がIoTを活用する場合どんなメリットがあるのか?考えられるメリットを列挙していきます。

データから新しい価値を生み出す

IoTを活用するとユーザーは今まで知ることができなかった情報を取得できます。たとえばとある建機メーカーではレンタル用の建機にセンサーを組み込みIoT化することで、建設業者がどれくらい建機を稼働しているか、どこで稼働しているかといった情報を取得できるようになります。そこから得られた情報をもとに稼働時間を計算すれば、どれくらいの料金が発生するかを正確に計算できます。さらにGPS等を搭載していることで盗難防止にも役立ちます。

消費者の行動パターンを分析する

IoTは消費者の行動パターンを知る上でとても有効な製品です。たとえばランニング時のカロリー計算等を行うウェアラブルウォッチから時間情報を取得すれば、消費者がどの時間帯によくランニングしているかを分析し把握できます。このように消費者の行動パターンをちょっとでも知ることで、新しいビジネスの創出に向かえます。

生産性がアップする

フィールドサービス等の領域においてIoTは生産性をアップすることに貢献しています。たとえば産業機械にセンサーを取り付けてその稼働状況を監視することで、トラブルの予兆などを発見し、未然に防ぐためにメンテナンスを実施すれば業務がストップすることはなくなり生産性が大幅にアップします。このようにIoTはいたるところで生産性アップ効果を生み出します。

新しいサービスを生み出す

たとえば自動車保険会社がIoTを活用すると、ドライバーが走行した距離を正確に把握し、かつ運転頻度やブレーキを踏んだ回数などの情報から適切な保険料が算出されるというサービスを展開できます。これならば自動車保険会社にとってもドライバーにとっても多数のメリットが生じます。

このようにIoTはビジネスに欠かせない存在であり、IoTがあるからこそ高い価値を生み出せる業務もあります。

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IoTとストレージの関係

IoTとストレージは一見無関係のようにも思えますが、革新的なストレージがこれからのIoT時代を支えると言っても過言ではありません。すべてのモノがインターネットに接続されるということは、それだけ多くのデータが生み出されるということです。

これらのデータを処理するためには大容量だけを売りにしたストレージでは不適切であり、大容量かつ高速かつ安定的な処理を可能にするストレージが必要です。その点から考えるとオールフラッシュストレージは、大容量かつ高速にデータを処理できるため、IoTに時代に欠かせないインフラになることは容易に想像できます。

世界有数のストレージベンダーであるNetApp(ネットアップ)が提供するストレージ製品やソフトウェアは大量のデータを安全・高速に格納できるプラットフォームです。最新の分析ソリューションから得られる大量のリアルタイムデータを管理し活用を迅速に実現します。

IoTのこれから

IoT化されたモノは今後数年で爆発的に増加していくと言われており、数年後には世界で300億以上のIoTデバイスが稼働しています。ビジネスはもちろん消費者の私生活においても、IoTはかけがえのない存在になっているのです。

そんなIoTへの理解を深めることで新しいビジネスやサービスを生み出すアイディアのきっかけになるかもしれません。なので、自分の業務にIoTは関係ないものと決めるつけるのではなく、もっとIoTについて知り、もっと身近に感じてみてください。そうすれば現状のビジネス課題を解決するような発見があるでしょう。

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