クラウドバックアップとは?法人企業が検討するべき5つの理由

 2017.10.03  ストレージチャンネル編集部

2015年度の国内クラウド市場は1兆108億円。クラウドサービスが注目されるようになってからわずか数年で、一大マーケットへと成長しました。2020年には市場規模がこれの3倍以上に拡大するという見込みで、今後もクラウドサービスの動向から目が離せません。

引用:MM総研「国内クラウド市場は1兆円を突破

また、そのクラウド利用の実態調査を総務省が行なっています。調査によると、最も多く利用されているサービスが「電子メール」とのことです。次いで「ファイル管理・ファイル共有」、「サーバ利用」「社内情報共有・ポータル」「スケジュール共有」「データバックアップ」となっています。

参考:総務省「平成28年版 情報通信白書

そのような背景の中、クラウドへのデータバックアップの活用は近年上昇傾向にあり、この調査では26.8%の企業がバックアップにクラウドを活用しています。

その一方で、クラウドへのデータバックアップに不安を抱えている企業があることも事実ではないでしょうか?そこで今回は、法人企業がクラウドバックアップを積極的に検討するべき、5つの理由を紹介します。

「クラウドバックアップは割高」は、迷信だった

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企業がクラウドバックアップに対して強く抱いているイメージが「クラウドバックアップを利用すると、管理費用が高くなる」というものです。

確かに継続して契約費用がかかるクラウドバックアップと、サーバ購入時のみ費用がかかるオンプレミスバックアップでは、後者の方がコストはかからないように感じます。しかし、果たして本当にクラウドバックアップは割高なのでしょうか?

この答えを知るために重要なキーワードはデータ増加インフラ管理です。

現代企業が保有するデータというのは増加の一途を辿っています。従って、従来のオンプレミス環境でのバックアップは、継続的なインフラ投資が必要です。さらに、導入したインフラは社内で管理するものなので、その管理にかかるコストも発生します。

こうした点を踏まえて考えると、クラウドバックアップでは増加するデータに対してインフラ投資ではなく、リソース拡張という低コストな方法で対応できます。さらに、クラウドサービスにはインフラ管理から解放されるため、今まで管理にかかっていたコストが削減されます。

また、NetAppが提供するNetApp AltaVaultなどを活用することでバックアップ時に重複排除やデータ圧縮を実現できるためデータ量を削減しつつバックアップが行えます。

従って「クラウドバックアップは割高」というイメージは実は迷信で、オンプレミスバックアップよりもコスト削減に繋がるケースが多いのです。

テープバックアップに比べて最大32倍のパフォーマンス

データバックアップの目的の一つは、災害時にインフラに障害が発生しても、遠隔地に保存したデータによりスムーズな事業継続を実行することです。そのために、磁気テープによるバックアップを実践している企業も多いでしょう。

テープバックアップはストレージサーバを利用したバックアップに比べ、耐久性とコスト面に優位点があります。データを記録する部分を覆う外殻が強力なので、多少の衝撃に対してもデータが損失するようなことはありません。さらに磁気テープは密かに大容量化が進んだ記録メディアなので、ストレージサーバに比べて大幅なコスト削減が可能になります。

しかし、そうしたテープバックアップにもパフォーマンス低下という重大な問題があります。

テープバックアップは基本的に遠隔地に磁気テープを保管し、メインインフラが被災してもバックアップデータが保護されるように対策を整えます。しかし、遠隔地にあるからこそ、データリカバリ(復旧)の際に多大な時間を費やしてしまうのです。

ストレージに関するお役立ち資料

加えてバックアップ時のパフォーマンスが低いので、バックアップに必要以上に時間がかかったり、磁気テープ自体を持ち運んだり管理するのは人なので、余計な人件費がかかったりします。

こうしたテープバックアップにある問題を解消できるのがクラウドバックアップです。先述の通り、クラウドバックアップはオンプレミスバックアップに比べて低コストな上に、自動的に遠隔地にデータが保存されます。従って、DR(災害復旧)のためにかかる工数を大幅に削減して、テープバックアップよりも強力なデータ保護が可能になります。

NetAppが提供するクラウドバックアップシステム「AltaVault」なら、テープバックアップに比べて最大32倍のリストア速度を実現します。

サービスプロバイダをロックインする必要はない

従来のクラウドバックアップは、「一度データをクラウドに保存したら、サービスプロバイダに半永久的にロックインされる」という固定概念がありました。クラウドバックアップのコストやセキュリティは、サービスプロバイダに依存するので、確かにロックインしてしまうとコスト増加などのリスクが生じることもあります。

しかし、そうした問題も、多様なサービスプロバイダに対応したクラウドバックアップシステムを導入すれば、クラウド事業者によるロックインを簡単に解消できます。

例えばAltaVaultは、20社以上のパブリッククラウド/プライベートクラウドに対応しているので、ユーザー企業はいずれのサービスプロバイダにもバックアップ環境を左右されません。

柔軟なバックアップ環境を構成することで、クラウドバックアップに存在するリスクを低減できます。

クラウドを活用することでセキュリティが向上する

クラウドを活用するとセキュリティが向上するという事実は、すでに浸透しつつあります。なぜなら、近年深刻化するサイバー攻撃に対し多くの企業のセキュリティ対策問題が浮き彫りになり、自社のセキュリティに対して熟考する機会が増えたためです。

そこで多数の企業が、「自社でセキュリティ対策を講じるよりも、クラウドサービスを利用した方が低コストで強力なセキュリティ対策になるのではないか?」と考え始めました。実際に、クラウドサービスプロバイダは、クライアントのデータを確実に保護しようと堅牢なセキュリティ対策を講じています。

そのため、IT技術者が不足していたり、不十分なセキュリティ対策に頼っている企業は、少ないリソースで強力なセキュリティ対策を講じることができるのです。

システム停止を最小限にバックアップを行える

バックアップ環境の複雑さを知っているIT管理者は、クラウドバックアップへの移行時に、システム停止などの問題に直面しなければならないのかと考え、導入に二の足を踏みます。しかし、適切なクラウドバックアップシステムなら導入はごく短期間で完了し、社内の人材だけで対応できます。

例えばAltaVaultであれば既存のバックアップ環境に手を加えることなくクラウドバックアップを簡単に行うことが可能になります。

まとめ

皆さんの企業では、現在どのようなバックアップ課題を抱えているでしょうか?

ストレージコスト、パフォーマンス低下、セキュリティ対策、管理工数の増大など様々な課題があるかと思います。クラウドバックアップは、そうした従来の課題を解決しつつ、企業にとって適切なバックアップ環境を整えるものです。これを機に、クラウドバックアップへの移行をぜひご検討ください。

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